Recuva
Recuvaは間違って消してしまったり、必要ないと思って削除したら後から使いたくなってきた。そんな経験は誰にでもあるはず。そんなときゴミ箱からも削除したファイルなどを簡単に復元するフリーソフトです。
目次
使いやすくてしかも無料!ファイル復元ソフト
シンプルでありながらもしっかりとした機能を持つフリーソフトです。
中身を確認しなかったり、ちょっとした勘違いでファイルを削除してしまうこともあるかと思います。しかも気づいたときにはゴミ箱の仲間でからにしてしまってあり、どうしようもないこともしばしば…Recuvaはそんなデータやファイルをディスクの中から探し出し、さらには修復まで行なってくれる機能も備えています。
各種メディアにも対応
ハードディスク以外にもSDカードやその他のメモリーカード、リムーバブルディスク等もスキャンできるので、デジカメなどの画像の復元などにも有効です。
使い方も非常に簡単。復元できる確率を表示したり、復元イメージをプレビュー表示したり出来ます。主な特徴は以下のとおり。
- システムフォルダ内のスキャンと復元
- リスト表示(サイズ、最終更新日、状態など詳細情報が確認できる)と、ツリー表示(ファイルの構造を視覚的にイメージできる)
- 削除されたファイルの高速スキャン
- スキャンしたファイルから目的のファイルを素早くみつけるための検索機能
Recuvaの使い方
まずは左上のプルダウンメニューで削除してしまったファイルが置いてあったドライブを指定します。決めたら「スキャン」ボタンをクリック。すると削除してしまったファイルの検索作業を開始します。
検索終了後は右下のようなウィンドウに復元対象となるファイルが下記項目別に一覧で表示されます。
- ファイル名
- 削除元のパス
- 最終更新日時
- サイズ
- 状態
- ファイルに対するコメント
それぞれの項目ごとに並べ替えが可能になっているので目的のファイルを素早く探し出すのに役立ちます。また、各ファイルは「復元不可能」から「高確率」までの4段階に分けられています。さらには右上の検索フォームに文字列や拡張子を入力することで特定のファイルを探し出すことも可能です。
検索したファイルをプレビュー表示することも出来ます
プレビューウインドウではファイルの細かい情報やヘッダなども確認することが出来ます。ファイルの状態がよければ復元したいファイルのチェックを入れて右下の「復元」をクリック。「フォルダの参照」が表示されたら復元先を指定します。
※あくまでもパソコン上で見えなくなっているデータの復元になります。ある程度時間が経過してしまった場合やデフラグやフォーマットなどでデータが上書きされた場合には復元できなくなるので注意が必要です。